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ステッチ位置合否判定受け治具 製作中

※写真は製作途中のものです

お客様からの御相談内容

製品をセットした際に、カメラで表皮のステッチ部を拡大し、プレートの基準内に収まっているか目視で確認できるようにしたい。
カメラセンサで自動判別する設備を作ることは可能であるが、高額になるため、お客様はそこまで求められないということでした。

 

仕様について

R/L同時に測定できる仕様です。
R/L各製品をセットし、クランプで押さえつけ固定します。
基準プレートをX軸方向にスライドして製品に近づけ、モニタでステッチが公差内に収まっているか確認します。

 

基準プレートの赤い二重線の中にステッチが収まっていればOK品です。

 

L側モニタ

R側モニタ

 

基準プレートはX軸方向はスライド式、Y軸方向はネジ目盛りで動かします。

カメラで目視確認するためのプレートの基準は、

・プレートに1㎜の溝を掘り、インクを流したもの
・プレートに二重線を引いたもの

を用意して、お客様に選んでいただきました。ステッチ交差±0.5㎜で作製しています。
天板はベークライトではなく高級感と強度のあるアルミにしています。
棚が欲しいとのことでしたので、ベニヤ板に防水加工を施したものを2枚取り付けてあります。

 

寸法

700mm×800mm×1670mm(Z)

 

 

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