本日は弊社で設計/製作した、因数管理治具のご紹介です。
構成部品がサブアッセンブリされる部品において、組付け忘れを防ぐ為にどのような方法があるか。
一つは、≪欠品検知治具≫です。
こちらは組付け工程のあとで構成部品をセンサーによって検知し、有り無しを判別する。
(たまにBLOGでもご紹介させていただいている治具です。)
もう一つは、≪因数管理治具≫です。
こちらは、組付け工程の中で数量を管理することで組み付け忘れを防ぐ。
もう少しわかり易く説明させていただきます。
一つの製品に3ヶ組付ける構成部品があるとします。
その製品は出荷する為の箱に10ヶ入りだとすると、1箱分(製品10ヶ)作業が終了した状態で構成部品が30ヶ消費していることになりますよね。
この時に構成部品が1ヶでも余っていれば組み付け忘れが1ヶある!ということで流出が防げるという考え方です。
この画像の治具は、ウレタンスポンジのシートをセットして1箱分の製品の数量で区切ることができる因数管理治具になります。
このような治具はお客様によって考え方は様々です。
製品によっても変わってきますので何でもご相談ください。